
マイケル・グレンがヨガに出会ったのは1997年、マラソンによる怪我がきっかけでした。トレ-ニング中に蓄積したかかとの不均衡や、競技での怪我 の克服へは実に長い時間を要するものでした。しかし、継続的なヨガの鍛錬により徐々に回復の兆しが現れ始めます。最終的に医師の化学治療が完全にヨガ療法 へと移行したとき、マイケルにとってヨガは内側に宿る光を導きだすための生涯のキャリアとなったのです。
2005年に東京で200時間の全米アライアンスを修得して以来、マイケルは都内のスタジオで指導に携わってきました。長年の生徒としての経験が、現在の 彼の指導者としての信念を縁取っていると言えるでしょう。それは、誰もが皆、日々の自分にとって最も調和のとれた状態を把握し、それにふさわしい練習を重 ねていく必要があるということです。

人によっては初めのうちは単純なストレッチがヨガかもしれません。しかし、練習を続けることで心を解放し、肉体を癒し、各々の体にとって最良の選択肢を自 然と身に付けてゆくはずです。結果的にその積み重ねが個人の純粋性を導きだしてゆく手段となってゆくのです。肉体の自由により精神的な成長を遂げたとき、 各々が抱く潜在能力を最大限に発揮していくことができるからです。
マイケルは初心者から真剣なヨガ熟練者、アスリートといった幅広い層の生徒達に献身的に、かつ的確な指導を施しています。どんなときも恐怖心を忘れ、変化 を楽しむよう激励するマイケルのクラスは、子供のような冒険心をよみがえらせるものがあります。

彼のヨガの方向性は一点に留まらず、アクロヨガ、パートナーヨガなど多岐にわたります。また最近では陰ヨガトレ-ナーの第一人者、ポール・グレイリーの下 で陰ヨガを学んでいます。瞑想法とプラーナヤ-マにおいては古代中国史・道教など伝統的哲学にルーツを置くマスターとして著名なエミール・ウェンデルの影 響が大きくあるようです。
精力的にヨガインストラクターとして活動するマイケルは同時に執筆業にも携わっています。そして心が赴く限り、今も彼は走り続けています。