マークは、日本に唯一在住しているアヌサラ・ヨガ(Anusara Yoga®)の正式認定資格を保有している指導者。アヌサラの分野において1000時間以上のトレーニングを積み、そのうち500時間はアヌサラの創立者ジョン・フレンドのもとで直接トレーニングをする。全米ヨガ・アライアンスにおいては、E-RYT500の資格を持つ。2007年より Blue Throat Yoga (青い喉のヨガ)の創始者であるポール・ミュラー=オルテガ教授と継続的にどっぷりと勉学に励んでいる。ポールは、カシミール地方のシャイヴァ派思想である優雅なスワタントラ[Svatantra]哲学とニーラカンタ[Nilakantha]瞑想を教えている。
1996年、当時練習していた武道を補うために、様々なビデオを見ながらハタ・ヨガの練習を始める。98年に初めてヨガのクラスに参加する。クラス終了後、そのクラスの先生から「今まで教えてみようと思ったことはある?」と尋ねられる。この言葉がきっかけになり、達成感に溢れた並外れた人生の道を切り開く現在にいたる。
1998年より指導を開始。02年に勉強と練習を深めるために故郷フィラデルフィアから、サンフランシスコへと移住。98年から2004年にかけて両都市にて、アシュタンガやアイアンガーから影響を受けた様々な先生のもとで勉強する。サンフランシスコでは、素晴らしい先生たちと勉強を積む。アイアンガーとアシュタンガ、セラピューティックを掛け合わせた独特の教えを、二人の先生からそれぞれ二年間ずつ学ぶ。
2004年の春、初めてアヌサラのクラスに参加する。アヌサラを通じて、マークはカシミール地方のシャイヴァ派思想の哲学に出会う。すぐさまこの非二元論のシヴァ派哲学が、自らの人生の哲学と同じ直線上にあるのを感じ取る。さらに、アヌサラの知的な生体力学の原理を用いたアラインメントに感銘を受ける。この二つの組み合わせがインスピレーションとなり、マークはアヌサラ式の学習にたっぷりと自身を浸していく。
2007月7月、ジョンのイベントでポール・ミュラー=オルテガ教授の教えに触れる。ポールの教えは、マークの生き方や教え方に深い影響を与えてきている。
2008年9月、マークはサンフランシスコから京都へ居住を移す。通常クラス、ワークショップ、トレーニングを日本中で教えている。また、瞑想とプラナヤーマへの手引きを提供したり、理解し難い奥深いタントラの叡智を私たちの現代の生活に実用的に適用するための講義も開催している。
マークは好奇心旺盛で探究心が強い実践者であり指導者である。適切な解剖学の知識を持ち、人の身体を調節する技法にかけて、口頭で促す時も手をかけて調節する時も、鋭い直感力を持つ。15年間に渡る呼吸のエネルギー面に及ぼす作用を探索し分析してきたことが、彼の教えの基盤を形作ている。マークの指導方法論はある信念にたっぷり漬け込まれている。その信念とは、ハタ・ヨガの練習は、まず第一に命を生かす力、生命の活力を支え、大きく広げ、なおかつ栄養を与えることを目的にあるべきである、という考え。アラインメントや呼吸、および練習中に高まっては鎮まる感情の波に意識的に注意を向けることで、ポーズはそれぞれ、経験でできた貴重な真珠のようになる。この経験の真珠が意識的に吸収され同化されると、輝かしい健やかさが輪となって自然に実践者を飾ってくれる。マークは肉体の健康面にとってハタ・ヨガの価値を認めながらも、日常的な瞑想の練習こそが私たちのハートの最も深い所にある潜在能力の鍵をあけて、奉仕と愛情を持った並外れた存在に私たち各々がなるべくしてなると信じている。
マークは、能力に関わらず誰もが自分自身の体や思考およびハートをそのめいっぱいの深さまで探索することができる、安心できる空間を作り出している。生徒さんには、マットの上で観察したことを、マットの外での関係性、自分自身との関係やありとあらゆる他者、そして世の中との関係とつなげてみるように励ます。完全に束縛から解き放たれた自身のハートと一層深いコミュニケーションを図れる状態に入ったことで、自らが持つ偉大さを認めた瞬間を目撃することに勝る喜びは他にない。マークが抱く意図は、生徒さん一人ひとりが最も深いハートの空間から、自分という人間をめいっぱいに表現するようにインスピレーションを与えること、および、尊さと実直さ、思いやりと愛情を自分や他の全ての存在に対して持って人生を生きていくように、自分が彼らのインスピレーションになることである。
マークは彼が指導を受けてきたあらゆる先生、特にポール・ミュラー=オルテガとジョン・フレンドに、また彼らの先生マハリシ・マヘシ・ヨギーとグルマイ・チッドヴィラサナンダに、深く感謝をしている。